私のお泊り保育

子どもたちより一足先に、お泊り保育をしてきました。

 というのも!「和久洋三のわくわく創造アトリエ広島安佐プレイルーム」の「夏のアトリエ」という研修に参加してきました。

車で走ること2時間。壮大な自然に囲まれた「鶴学園 八千代校舎」を会場に、今まで見たこともない『不思議な森の物語』をと題して、大人も子どもも関係なく時間と空間の制約を取り払って、やりたいことを思いのままにやりきる・・・そんな導入でスタートした2日間でした。

CIMG7907

「自分より大きいものを作ろう」から始まります。まずはたくさんの昆虫や動物の写真を見ながら、緑の中に広げられた無数の廃材をみにいきます。

そして、自分の作りたいものを積み木を使ってイメージ作り!

CIMG7911 CIMG7927 CIMG7936

さあ!イメージができたら、外に飛び出し紙管や段ボールなど廃材を使って、不思議な生き物を作り上げていきます。どんどん和久ワク?!ワールドに引き込まれていく親子の眼差しがステキでした。「こうじゃない?」「あーじゃない」と失敗もしながらも、時間を忘れ、いつの間にか私も作ることに夢中になっていました。

CIMG7954

あいにくの台風情報に、予定した戸外での作業を断念して、室内に作品を運びました。夕飯は、スタッフオリジナルのカレーライスにサラダが、とても美味しかったです。知らない人ばかりで緊張もあったせいか、新人研修や子どものころ参加した合宿を思い出させてくれたひと時でした。

CIMG7964

星空を眺めながら、ふと現実を思い出したり、翌日は早くに目が覚め、しばらくぼーっとしながら山の風に癒された朝でした。朝食は、おむすびとサンドイッチ。スープもあり、ボールにご飯、たくさんの具材、サンドイッチ用のパンの山・・自分たちで作るセルフサービスはとても新鮮でした。自分の食べれるだけ、にぎる!はさむ!元気のでる朝ごはんでした。

CIMG8009 CIMG8024

2日目の朝は、「自然の中で絵を描こう」。 広大な山の緑も、決して一色ではないことを目でみて感じながら、画用紙いっぱいに描いていきます。子どもたちをみていると、やっぱりいてもたってもいられず、画板をだして、絵の具をひろげてしまいました!(^^)!「そろそろソーメン流しの準備しまーす」というスタッフさんの声が気になりながらも、思うところまでさせてもらい、額にいれていただきました。

CIMG8030 CIMG8057 CIMG8062

「不思議な森の物語」の完成まではまだまだ! お昼のソーメン流しでお腹を満たした後、昨日廃材を使って作ったものに、ペンキで命を吹き込んでいきます。お天気も味方してくれて、戸外で思いきり創作活動が続きます。身体中ペンキだらけになりながら、暑さのせいもあって涙も出しながらもゴールに向かってまっしぐら!

CIMG8079 CIMG8087

完成!いえ、もうひといき!! さあ森の中に大移動! 大小さまざまな生き物たちが集まりました。誰かか叫びました。「ほんとに不思議な森じゃー」と! ハプニングもありましたが、無事記念撮影完了!

長ーい2日間も過ぎてみればあっという間。たくさんの人に出会いに感謝するとともに、普段の保育では感じることのできない思いをたくさん!たくさん♪させていただきました。また、食事や造形活動の裏で、準備に走るスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。疲れを感じつつも、胸がいっぱいになった私のお泊り保育でした。

最後に、ななこうのみんなに!留守の間をありがとうございました。今度はななこうのお泊り保育!思い出に残る2日間にしようね!と心に刻みながら、家路に向かいました。

by とんぼのめがね