初めての芸術教室。

このワクワクは、前日の準備から始まっていました。

今回、津和野幼花園の粕谷先生にお願いして、創造や遊びを通して芸術に触れる機会を作っていただきました。

 

昨日の夕方、粕谷先生のお手伝いをしながら、すでに子どもたちは目の前の素材に夢中。

長い棒に糸を付け、その先には磁石。

天上に吊るされるだけで、すでに異空間。

 

そして、今日。

いよいよ始まります!

何が始まるんだろう。

不安とワクワクが入り混じる顔。

そこに現れたのは・・・

吉賀町に残る「八久呂鹿伝説」の絵。

ただの段ボール箱からこんな壮大な絵が!!

「わぁ~~~~~!!!!!」

子どもたちも、職員も思わず歓声(≧▽≦)

 

そのお話を基に、悪鹿退治が始まります。

こんなに可愛らしい悪鹿がホールや絵本コーナーの至る所に。

退治する武器は、自分でつくった吹き矢です。

すべての鹿を退治しないことには、先へ進めません!

退治した後、悪鹿は「良鹿」(←吉賀の地名の由来です♪)に変わります。

その間、本物の鹿の角や毛皮も登場(*´▽`*)

角を生やしてみたり、

毛皮でセレブになってみたりします。

可愛い良鹿が出来上がっても、ワクワクは止まりません。

どんどん宝箱が出てくる感覚です。

次の宝箱には一体何が入っているのだろう。

そんな思いが溢れ続けるようでした。

創造の時間には、用意して頂いた素材で、自由に発想を広げます。

「何を使ってもいい」「何を作ってもいい」「何でも作れる!」

それって、実は最高に贅沢♪

続いて、大きな空気砲。

押し出された空気が吊り下がる棒を揺らし、子どもたちからどよめきが。

 

最後はその棒を手にし、午前中の芸術教室は幕を閉じました。

時間を忘れるほど、夢中になれた時間。

子どもたちも名残惜しそうでした!

 

粕谷先生と一緒にご飯を食べて。

小休憩をはさみ、午後の活動へ移ります。

午後はさくら組だけ♪(その特別感も嬉しい!)

午前中手に入れた竿・・・

ではなく、新たに作り直した竿で釣り競争。

3種目で競い合います。

2種目には、「一番重い物を釣り上げた人が勝ち」という勝負をしました。

子どもたちは、考えます。

何が重いのか、何なら釣りやすいのか、何を釣ったら勝てるのか。

 

めいっぱい頭も手も動かした一日。

疲れた顔を見せるのかと思いきや、

「まだやっていい?」「〇〇作りたい!」

まだまだ、ワクワクは止まりそうにありません。

明日も明後日も、きっと続いていくのでしょう(´艸`*)

粕谷先生、素敵な時間をありがとうございました(●´ω`●)

またいつか、お会いしましょう♪

 

BY ななこうのななこ